「お祝い」と「記念」のニュアンス

当サイトでもいくつかシーン毎のランキングがあるように(例:誕生日祝いランキング、結婚祝いランキング、出産祝いランキング等)プリザーブドフラワーの本質は「お花」であるため、贈り物として選ばれるシーンも非常に多岐に渡ります。ただ当サイトでは便宜上「○○祝い」と表記する事が多いのですが、しばしば何でもかんでも「○○祝い」にしてしまうのは良くない場合もあります。


祝いという言葉に気をつけたほうが良いシチュエーション

例えば「還暦祝い」これは通常なら60歳の誕生日を祝うものなのですがしばしば人によっては60歳に「なってしまった」と感じている方もいると思います。「誕生日は何時から嬉しいものから悲しいものに変わってしまったのかしら」そんな事を呟く女性も決して少なくはないと言います。また「退職祝い」にしても、本人はまだ働けると思っている場合や本人にとって不本意な退職である場合、退職祝いとは言っても本人が全然祝えるような気持ちではない場合があります。


祝いに変わる言葉

そんな時はあえて退職祝いという言葉を使わず「退職記念」とすると良いでしょう。勿論「記念」も「祝い」同様にどちらかと言えばポジティブなニュアンスではあるのですが、祝いに比べ記念は「通過点の一つ」「まだまだこれから」といったイメージを持っています。その為祝いの持つ懸念対象を少し緩和したい場合の言葉として「記念」はしばしば適しています。プリザーブドフラワーを贈る際にはしばしば相手の気持ちにたってどちらの表現が適しているか考えて事書きを添えると良いでしょう。