プリザーブドフラワーを贈る際に気をつける事

誕生日や結婚祝い、お見舞いや新築祝い等お花やプリザーブドフラワーを贈る機会は多くあると思います。そんな様々なシーンで活躍するプリザーブドフラワーですが実は全ての花が全てのシーンに使えるわけではありません。勿論贈る相手の好みに合わせる事は大事な事ですが、ここでは参考程度にお花の避けたほうが良い組み合わせについて紹介します。


プリザーブドフラワーを贈る際の注意

例えば以前薔薇、特に赤い薔薇は仏花には相応しくないという話をしたとは思いますが逆に白や黄色の菊は仏花としてのイメージが強い為あまりお祝い事には向いていません。プリザーブドではしばしばオレンジやピンクの菊などが利用されていますが、そういった少し特殊な色なら問題ありません。

またプリザーブドではあまり見かけませんが鉢植え等根のある商品は、根付く事が寝付く事を連想させる為お見舞いには不向きとされています。プリザーブド加工ではだいたい茎から特殊な薬品を吸い上げさせるので根のついた商品は基本的に無いのですが、一部のポッドアレンジは根がある事を連想させるような物もあるのでそのあたりは少しだけ考慮すると良いかもしれません。

新築祝いに赤い花は「火」「火事」を連想させるのであまり好まれない傾向にあると言います。ただ完全に赤のはいっていないアレンジでなくてはならない、というわけではなくあくまで利用している花全てが真っ赤といった商品を避けるくらいで良いかと思います。

プリザーブドフラワーのアレンジでは名脇役としてよく使われている紫陽花ですがこちらは色が移ろい行く事から物事が安定しない事、長続きしない事を暗示させると言われています。ただ結婚式等に不向きかと言われれば、紫陽花の花言葉自体には家族団らんの意味もありそのあたりをきちんと説明さえすればむしろ効果的な花とも言えます。

皆様もお花を贈られる際は少しだけこういったルールに気を配ってみると良いでしょう。