プリザーブドフラワーとその関連商品事情 

プリザーブドフラワーショップの商品をインターネット上で見ているとその多彩なアレンジメントとカラフルな商品たちに目を奪われる事でしょう。オールシーズンの商品からクリスマスや母の日といった季節の限定商品まで含めると大きいお店や人気ある店でそのバリエーションは100種類を超えると言われています。そんな一つ一つが目を奪われる素晴らしい商品郡の中からお気に入りの商品が見つかりました!いざ購入しようとしたその瞬間…商品が売り切れ!廃盤!…といった目にあった事があるのではないでしょうか?実はこれ、プリザーブドフラワーショップの怠慢ではなく深い事情があるのです。


プリザーブドフラワーという生き物を相手にした商売だから

プリザーブドフラワーは造花と違い生花を元に作られた加工品です、その為花はどれも世界に一つだけの形をしていますしその色合いも全てがまちまちです。1年から数年お花が持つ、というその性質上忘れられがちな事ではあるのですがプリザーブドフラワーは生き物なのです。その為例えば秋薔薇を利用した花材が品切れになってしまったとして、それが冬の出来事であったなら次に同じ花材を入手できるのは翌年の秋以降という事になってしまいます。それに毎年同じように花が咲いてくれるという保証もありません。例えば地球温暖化等の影響で去年と比べ発色が悪く、今年はもう同じ商品が作れない!となりそのままそのアレンジメントが廃盤!なんて事もプリザーブドフラワー業界ではよくあることなのです。加えてプリザーブドというのは簡単に作り置きができません、1年から数年お花が持つのが売りのプリザーブドですがお客様が購入した時点でそれが加工してから何年も経っているようなお花ならあと何年も持たないでしょう。その為もし今人気の商品や気になっている商品がある方は早めに購入しておいたほうがいいかもしれません、次に気付いた時には廃盤になっているかもしれませんよ。